ぷくぷく先生の本
ハナがぷくぷく教のもとに帰って数日・・・
(詳しくは急な家出の続きをご覧下さい)
ぷく先生から御手紙が届きました。
内容は「ハナがお世話になった。家出したこの期間で彼女は成長した。
最近の彼女はイキイキしてるなど・・」
それはもう、墨を磨って筆で書いたと思われる長い半紙に、
達筆などデカイ文字で縦書きで書かれておりました。
最後は天照大神とちゃ~~んと書いてありましたw( ´艸`)ムププ
しかも昔っぽいハンコまで押してあって、かなりの徹底ぶり!
ほんと時代劇に出てくるような書状ですよ。
ほかには現金3万円。
ハナがお世話になった期間のハナの生活費だそうです。
しかも最初うちの母は電話で「何ですかこのお金は」とハナの母に言ったら、
「それはただのお金じゃないんです。先生のお力が入ったお金で、とてもありがたいものなんです。先生のご意思で送られたお金ですから返されると困るんです。」
と言ってた。
気が狂ってるとしか言いようが無いですね・・・。
そして、先生の御本!!
タイトルは忘れてしまったのですが、「我が愛の生活」とかそんな感じだったような気がする・・・。(もちろん自費出版です)
中を見てみると、先生のサインが!!!!!
また達筆な文字とハンコ。
母がパタンッと閉じると、
「なんか気分悪きなってきた・・」
と、一緒に見ていた弟Kに渡した。
Kは笑いながらしばらく見ていたが、飽きるとその辺に投げ捨てバイトへ行ってしまった。
それを待ってました!と私が拾い、部屋でゆっくり読んでみる。
母が明日のゴミに出すというのでさらっと読む。
まずは照美先生の生まれから書いてありました・・・
「わたくしの生まれは岩手の○○という所です。自然に囲まれたこの土地で
わたくしはのびのびと育ちました。」
ぷく先生は父親を早くに亡くし、ぷく様の母は大変苦労してぷく様を育てたそうです。
そこまではまあ普通で、そんな本にするようなことじゃないだろ!と思いながら見てました。
全体的に自分は人より勘がよく要領もいいとかいう『自分マンセー』な内容。
が、旦那と出会った後のが強烈でした・・・。
激しく愛し合いだとか、なんかすごい寒いポエムがたくさん!!
子供を愛の結晶と書いたりしてかなりイタイ・・。
ポエムはなんていうか、う~~ん・・・どんな文かはおおよそでしか覚えてないけど、こんな感じでした。
幸せ
こんなたくさんの愛に囲まれて私はなんて幸せなんでしょう
かわいい子供たちとあなたの愛があるから
いつも私の心は愛が満ちています
とか、こんな感じのが見開きや1ページ丸々ドーン!と載っていました。
あと1ページ丸々『愛』と書いてあったページもあった。
そこまで読んだところで私は挫折・・・。
次の日ゴミに出されました。
後から聞いた話ですが、その本は、信者にあちこちの本屋に行かせ
店主に置いてくれるよう頼ませてたらしいです。
しかも購入者がいたら、その人の名前や電話番号を聞いてくれと、店主に頼んでたとか・・・。
今あるか分かりませんが、承諾してくれた本屋があるってハナが言ってました。
今もあるなら買いたいな~w
本に出てきた先生の愛する旦那様ですが、糖尿病で亡くなったそうです。
しかも亡くなってからより御力が増したようで、一段とおかしな発言が多くなっていったそうです。
自分の御力で旦那治せばいいのに・・・・。